F1 東京中日スポーツ杯の情報
今回取り上げるのは3月15日(月)から大宮競輪場で開催となったF1 東京中日スポーツ杯の初日からとなります。
この大宮F1ではA級1・2班戦とS級戦が行われています。
A級からは得点順に平沼由充選手、伊東翔貴選手、太田剛司選手、小笠原光選手、清水剛志選手などが登場しています。
得点トップの平沼選手は前S級。今年はまだVはありませんがコンスタントに決勝進出は決めていますので当然侮る事は出来ません。
得点4番手の小笠原選手は117期ルーキーで、昨年10月にチャレンジを卒業したもののそこからはなかなか結果が出せていませんでしたが前場所で完全Vを達成しこれからが楽しみな選手といえるでしょう。
S級からは得点順に稲垣裕之選手、笠松信幸選手、根田空史選手、東龍之介選手、中井俊亮選手などが登場となります。
得点トップの稲垣選手は言わずと知れた元S班。昨年は怪我に交通事故と不幸が重なり先月の全日本選抜競輪で復帰となりました。足にボルトが入る程の大怪我でしたが全日本選抜では1勝を挙げており通算500勝まであと1勝に迫っています。
得点2番手の笠松選手も前場所は全日本選抜競輪。未勝利に終わっていますがF1戦となる今回であれば当然軽視する事は出来ずV候補でしょう。
という事で、今回はこの大宮F1の初日より最終2レースとなる11RのS級予選と12RのS級初特選の予想を提供します。
F1 東京中日スポーツ杯 初日 11R S級予選予想
こちらが初日11RのS級予選の出走表です。並び予想は三分戦となっています。
得点トップの大石剣士選手は初日にめっぽう強く、ここまで5場所連続で初日に勝利している事からここでもやはり期待感は大きいでしょう。
大石選手は予選、準決と連勝して決勝で失敗するパターンが多い選手ですが、初日ですので大いに狙い目と言えます。
番手には何度も連係している大塚選手が入りますが、このコンビで決まった事はまだ無いようですので過信は出来ないかもしれません。また、大石選手は今回が初の大宮バンクという事で意外と不安要素は多そうです。
別線からは北日本勢の中田選手や3車の番手である藤原選手も気になる所です。
基本的には大石選手が主導権を狙いに行くのは明白で、3車ラインと踏み合いになれば中田選手にチャンスがあります。
逆転狙いで中田選手を1着に置くか、素直に大石選手と大塚選手をメインとするか迷う所ですが、大石選手の初日の無類の強さを信頼し本命狙いです。
1着には大石選手固定。2着には大塚選手に加えて中田選手、3着にはそこに藤原選手と三好選手を加えた6点構成としました。
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F1 東京中日スポーツ杯 初日 12R S級初日特選予想
こちらが初日12RのS級初日特選の出走表です。並び予想は三分戦となっています。
得点トップは稲垣選手ですがあれだけの怪我を考えると全日本選抜で1勝を挙げたとはいえ当然ながらまだ万全とは行かないでしょう。ここは3車で充実の千葉神奈川ラインを中心に考えます。
ぎっくり腰に苦しんでいた根田選手ですがどうやらそれも治って調子は上々のようで、この特選では主導権獲りからのロングスパートに期待です。
番手に入る山賀選手は前場所で落車したものの被害は自転車のみと体への影響は無さそうで、千葉コンビのワンツー決着も考えられます。
別線では稲垣選手と笠松選手のコンビも当然ながら強力で、稲垣選手が万全であればここが本線だったのは間違いないでしょう。
今回は千葉コンビを信頼。両車を1着2着に据え、3着候補としては稲垣選手、笠松選手、そして前回で記念初優出を決めた若手の朝倉選手も加えた6点構成としました。
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